証券会社ではソフトバンクや昭和電工株価に注目

今年のソフトバンクの株主総会で商号の変更がありました。上場名はソフトバンクグループとなりましたので証券会社では注意が必要です。ソフトバンクは本業の国内の携帯電話事業は今大変好調ですから、あとは外国のグループ会社に注目です。アメリカの携帯電話会社を買収したのですが、アメリカ国内で現在好調とは言えません。ソフトバンクの株価を上げるにはそこの収益を上げるようにしていく必要があります。また、アジアの会社を買収した後昨年に新規株式公開をしたのですが、それで数兆円もの含み益が出ました。今季はそれがないですからその分減収です。ソフトバンクは大規模買収に支えられていますので、買収した企業が多大な収益を上げないと採算が合いません。今後はそういった企業の業績に着目することが大事です。携帯電話事業以外では、ロボットに力を入れています。一般用としては高価ですから、これがどれだけ普及するかにも注目です。大規模買収の資金のためソフトバンクでは株式以外に、例えば無担保社債、劣後債などもこれまで公募してきました。劣後債とは、他の債務の処理のあと余剰財産があれば返るというもので、その分金利が高いです。証券会社ではソフトバンク関連のいろいろな商品がありますので、投資したいという人は調べてみるといいです。昭和電工は石油化学製品、例えばエチレンのような製品を作る企業です。原油安であれば製品の原料が安く調達できるわけですから、昭和電工株価の予想には原油価格にも注意します。中国に子会社や合弁会社を作り中国での事業にもあたってきましたが、不景気で中国国内での需要が激減していますし、事業自体の面では昭和電工株価に好条件がある現状とは言えません。しかし新製品を発表するなど開発に力を入れていますから、証券会社で投資しようかという場合は新製品の情報と、それが昭和電工株価にどう影響を与えているかに注目します。